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当コーナーでは、皆様によりNGOの活動内容を知っていただくため、1〜2カ月に1団体のペースで順次NGOの紹介をしてまいります。
【バックナンバー】
第1回:ヒマラヤ保全協会  第2回:ジェン  第3回:地球の友と歩む会  第4回:日本国際ボランティアセンター  第5回:幼い難民を考える会
  第6回:シェア 第7回:ハンガー・フリー・ワールド  第8回:日本民際交流センター 第9回:緑のサヘル  第10回:シャプラニール 第11回:アジア学院
  第12回:シャンティ国際ボランティア会 第13回:CASA 第14回:ジョイセフ 第15回:カラ 第16回:JHP・学校をつくる会
   
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― 常に日本の自然保護をリードしてきた老舗のNGOです ―

日本自然保護協会(略称:NACS−J/ナックス・ジェイ)は、1949年、発電所建設でダムの底に沈もうとしていた尾瀬を守るため、生物学者や登山家、役人などによって結成された「尾瀬保存期成同盟」を前身として1951年に発足しました。
1960年には日本の自然保護団体として初の財団法人になり、今現在も日本の自然保護をリードする老舗のNGOです。

国土の隅々まで開発が及んでいる日本ですが、日本自然保護協会の活動がなければ、わが国の自然環境はもっと惨たんたるものになっていたに違いありません。

 

(資料提供・協力:日本自然保護協会、編集:NGOアリーナ寄付サイト事務局)

   

 

日本自然保護協会の理事、評議員には著名な科学者の方が多く、昔から一貫して地道な調査、研究によって科学的なデータを収集し、そのデータを基に政策提言をしていくというアプローチをとっています。

そのため、敵対することの多かった国や地方公共団体、産業界からの信頼感も厚く、自然を守り育てる活動を協同して行う事例もでてきています。また、一般の人に向けては全国各地で自然観察指導員による自然観察会を通して自然のおもしろさ、すばらしさを伝えています。

※下記に活動の一例をご紹介します。NACS-Jのこちらのページもご覧ください。

●なくなりそうな自然をまもる


○海、干潟、島

沖縄・辺野古のジュゴン生息域(普天間基地の移設)/沖縄・泡瀬干潟(リゾート開発計画)/石垣島・白保サンゴ礁/有明海、諫早湾の干潟/東京湾の干潟・三番瀬/小笠原

○山地、里山

白神山地のブナ林(林道開発)/秋田県駒ケ岳のイヌワシ生息地/沖縄島北部・やんばる/愛知県瀬戸市「海上の森(かいしょのもり)」

○川

熊本・川辺川(ダム)/長良川(河口堰)/天塩川(ダム)


●自然をまもるしくみをつくる

○日本初のレッドデータブックの作成(1989)
○NACS-Jエコツーリズム・ガイドラインを発表(1994)
○世界自然遺産候補地に関する検討会への出席(2003)
○外来生物法制定や生物多様性国家戦略の見直しへの取り組み



●まもった自然をもっとよくする

○「三国山地/赤谷川・生物多様性復元計画」
群馬県みなかみの国有林「赤谷の森」を、地元住民で組織する「赤谷プロジェクト地域協議会」、林野庁関東森林管理局、日本自然保護協会が協定を結んで、生物多様性の復元と持続的な地域社会づくりをめざす、「AKAYA(赤谷)プロジェクト」を展開。


●自然を「楽しむ」「知る」ことをまもる力にする

○NACS-J自然観察指導員の養成(1978〜)


●企業の自然保護への貢献、本格的なCSR(社会的責任)のための
協力・協働事業


○研修・セミナーの開催、自然観察・野外活動、ボランティア養成講習会
○自然あるいは自然保護の専門家の派遣
○自然保護問題への対応に関する危機管理的なコンサルティング、本格的なCSR活動の企画・立案に関するコンサルティング
○インターンシップ

 
日本自然保護協会は、「いつでも誰に対しても自由に発言できる自主性・独立性を保つため」に、財源は特定の個人や機関に偏ることなく、一般の方からの会費と寄付で得ています。近年は収入総額が約2億8千万円、そのうち会費収入が1億円、寄付収入が3〜4千万円の割合で推移しています。

なお 日本自然保護協会は特定公益増進法人として認められているため、日本自然保護協会への会費及び寄付は、確定申告時、寄付金控除の対象となります。
 
 

日本自然保護協会の会員は約2万3千人ですが、自然保護活動の対象、範囲の広さ、特に生物多様性保護に果たす役割を考えると、会員数はその10倍でも少ないと言えるかもしれません。

地球温暖化、気候変動に比較すると、生物多様性保護への関心はさほど高いとは言えませんが、大変重要なテーマで、日本自然保護協会の活躍なくしてその進展はないでしょう。一人でも多くの方にサポートしていただきたいNGOの一つです。

 

「日本自然保護協会」の活動へ、皆様のご支援をお待ちしております。

※日本自然保護協会へのご支援はこちらへ