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1.活動地域はどこですか?

2.それぞれの地域の活動内容について教えてください。

3.終了・撤退された地域が多いですが、何故ですか?

4.終了した地域で、印象の強い出来事はありますか?

5.何故イラクのような危険な地域でも支援活動を継続するのですか?

6.新聞やテレビであまり取り上げられない、アフリカのエリトリアで支援をしているのは何故ですか?

7.購入できるビデオや書籍はありますか?
 
 1.活動地域はどこですか?

現在は、スリランカ(スマトラ島関連支援活動)アフガニスタンエリトリアイラク新潟で活動しています。

過去には、セルビア・モンテネグロ、クロアチア、チェチェン、コソボ、インド、モンゴル、パキスタン、イラン、ボスニア・ヘルツェゴビナで活動してきました。

 
 2.それぞれの地域の活動内容について教えてください。
※下記に簡単にご紹介させていただきます。リンク先にても詳しく紹介させていただいております。
更なる活動内容の詳細につきましては、JENホームページをどうぞご覧ください。
 
 
スリランカ(2004〜)スマトラ島沖地震・津波支援活動
2004年12月のスマトラ沖地震・大津波の被災地で、食糧や衣類の緊急支援を行ないました。
その後避難所から仮設住宅へ移る家族に、生活必需品のセットを提供し、現在はカウンセリングと並行したグループ作業を通じて心のケアのプロジェクトを行なっています。
 
 
アフガニスタン(2001〜)
アフガニスタンで最初に調査を行ったのは2001年の夏。当初の目的は長い干ばつによる被災者支援でした。
ところが9.11同時多発テロを境に状況は一変、パキスタン側でのアフガン難民支援、そしてアフガン国内における帰還民の再定住支援へと、ニーズに合わせて活動の内容を変えてきました。
現在、帰還してきた人たちのために、住居と学校を再建するプロジェクトを実施中です。

 
 
エリトリア(2002〜)

独立戦争の影響で隣国に逃れていた人たちが、和平合意を受けて帰還を始めました。JENは
エリトリアに戻ってきた人たちのなかでも、特に配偶者を亡くした女性世帯主を対象に、経済的・社会的自立をサポートするための養鶏・トラクター事業を行なっています。
女性たちが組合を結成し、今後自分たちで収入を得られるようにサポートしていきます。

 

 
イラク(2003〜)

2003年から、学校修復と下水設備の修理等を実施しています。
フセイン政権下で学校の維持や管理費用が全くなかったため、老朽化が著しい校舎が多く存在します。修復した学校を見て、長く教師として働いてきた先生たちも「こんなにきれいな学校を
見たのは初めて」と喜んでくれています。
 

 
新潟

2004年10月の中越地震で、JENは日本国内で初めてとなる支援活動を実施しました。
海外での実績を活かし、川口町と十日町で「調整」業務を担当させていただきました。
人や物が大量に集まるなか、それらが本当に必要とされているところへ届けるためには、適切な調整が不可欠です。
2005年には除雪ボランティアの派遣・コーディネートを行ない、雪解け後の作業をお手伝いするために、5月から11月までの予定で毎月ボランティアチームを募集・派遣します。
ボランティア募集ページをご確認ください。

 
■旧ユーゴスラビア(1994〜2004)

JENは1994年、旧ユーゴスラビア紛争による難民・避難民支援のために活動を開始しました。
当初6ヶ月の緊急支援の予定でしたが、現地でニーズに即した本当に必要な支援を行なったことが評価され、その後10年にわたり、緊急後の復興、自立の支援、現地の行政機関やNGOの
能力向上と多岐にわたる活動を展開しました。

 
■インド(2001)

2001年1月の大地震で多くの家屋が倒壊したため、JENは生活再建に必要な住居支援を行ないました 。
9ヶ月間で700戸の住居を被災者と共に建設し、地震災害後の被災者の厳しい生活環境の緩和に貢献するとともに、被災者自らが生活環境の改善に向けて歩き始めるきっかけをつくることが出来ました。

 
■モンゴル(2001)

2001年1月、JENは雪害により被害を受けていた子どもたちに対し、緊急支援を行ないました。
トゥブ県で中央暖房システムが停止していることで、一時的に閉鎖をしている学校及び学生寮に、個別の暖房システムを設置しました。

 
■イラン(2004)

2003年12月に南東部で発生した大地震を受けて、支援が手薄になっていたバラバット地区で、避難している人たちのために合計55の簡易トイレと190の簡易シャワーの設置、9校の学校に
対し50個のトイレの設置と他2校の上下水設備の整備、2,000家族への衛生キットの配布、孤児達へのぬいぐるみや文房具の配布などを行ないました。
JENが撤退した後は、一般の居住地に設置したトイレとシャワーはイラン保健省が、学校のトイレについては教育省が維持管理してくれる事になり、それぞれの省庁と引継ぎの同意書を結びました。

 
 3.終了・撤退された地域が多いですが、何故ですか?

国際支援は永続的なものではなく、いつかは活動地を去ることを念頭に、活動しています。
現地の人たちが自らの力で活動を続ける、あるいは安定した生活を続けることができるよう、私たちはその後押しをしています。


旧ユーゴスラビアでは10年間の支援活動の中で活動を引き継ぐ現地NGOの育成を行い、4つの現地NGOに活動を引き継ぎました。新しく生まれた現地NGOは、外部の人間に心を開かないといわれる社会でもコミュニティーのニーズの的確に取り入れて事業を成功させてきています。国の厳しい状況は一朝一夕には変わることは無いと思いますが、新しいNGOに大きな希望を見る思いでいます。


事業終了は寂しくもありますが、活動地域がここまで復興したということを、スタッフ一同大変嬉しく思っております。また、全ての事業は皆様のご支援・ご声援なしには実現し得ませんでした。JENスタッフも旧ユーゴスラビアの人々も皆様に支えられて
ここまでやってこれたのです。皆様のあたたかいご支援に、JENスタッフ一同、心から感謝申し上げております。

 
 4.終了した地域で、印象の強い出来事はありますか?

あるクロアチア難民女性がいました。
初めて彼女と会ったとき、その女性は避難生活のさなか夫と別れ、自身と娘が病気になり、自殺しようと思っていると泣きながら打ち明けました。彼女は支えと励ましを必要としていたのです。

そしてJENの心理社会ワークショップの編物教室に参加してから2年がたち、彼女は以前の誠実さと勇気を取り戻したと感じました。それから、市場で雑貨店を開くためにJENの小規模無償貸付に応募しました。セルビアでは働く機会は生き延びる機会を意味しました。彼女は定期的に資金を返済し、娘の治療もできるようになり、再度貸付に応募しました。

3年後、市場で再び出会ったとき、彼女は2人の女性を雇うまでになり、企業家精神に富み精力的に働く店主になっていました。

JENにおいて彼女のような人たちの生活を大きく変え、その使命の一部になる機会を得られたことを幸せに思っています。

(元JENベオグラード事務所プロジェクト・コーディネーターより)

 
 5.何故イラクのような危険な地域でも支援活動を継続するのですか?

2003年3月に始まったイラク戦争では、多くの人々がその犠牲となり、不自由な生活を余儀なくされました。
イラクに生きる人々の苦しみは毎日絶えずニュースで流れ、世界中からも注目されています。
しかし戦争が終わった後も悪化する一方の治安状況から、国際社会からの支援は滞り、多くの支援団体がイラクから撤退しています。
武力による紛争解決は、更なる武力衝突を生むだけで何の解決にはならないことが明らかです。イラクが復興するまでには
まだまだ時間がかかります。

このような厳しい現状にありますが、JENは、「取り残されがちな人や地域に目を向け、ニーズに即した支援を行う」というポリシーのもと、国際スタッフはヨルダンのアンマン事務所からバグダッドの現地スタッフたちと、密に連絡を取り合い、協力しながら事業を進めています。

JENがイラクで事業を続けていくことは現地の雇用の機会を生み出すことでもあり、また、イラクの現状・出来事を目撃・証言
するという意味でも重要だと考えています。JENは社会的に弱い立場に置かれがちな子どもたちへの支援として、イラク、ヨルダン国境の難民キャンプ、バグダッド市内でも貧困で学校の少ない地域にある小学校の修復事業を行っています。
また、治安を確保するため、日々、情報収集と分析、判断を繰り返しながら、活動にあたっています。

 
 6.新聞やテレビで取り上げられないアフリカのエリトリアで支援をしているのは何故ですか?

「今、世界で一番支援を必要としているのは誰だろう?」
エリトリアは、アフリカ大陸の「角」に位置する、アフリカで一番新しい国です。
2001年夏、長い間隣国・スーダンで難民として生活をしていた人々が祖国エリトリアへと帰還を始めていました。
エリトリアではエチオピアとの独立戦争で50万人以上の人がスーダンへ逃れました。その後エリトリアは独立を果たし、1995年からエリトリア難民の帰還が始まりましたが、1998年、国境紛争で新たに10万人近くがスーダンに逃れる事態となり、帰還はしばらく中止されました。しかし2000年12月の和平合意以後、約12万人の難民がエリトリアに帰還しています。2004年初頭、約20万人のエリトリア難民がスーダンに残っています。また6万人がエリトリア国内で避難民生活を送っています。

しかしテレビや新聞で取り上げられることがなかったため、差し伸べられる支援の手も少なかったのです。

帰還民の世帯主の40%は女性ですが、多くの人は難民キャンプでの生活を経て、与えられた食糧や生活用品で生活するということに慣れてしまっていました。
また、もともと女性が外で働くことが一般的ではないので、女性が収入を得ることが困難です。そこでJENは、帰還民と地元民の女性世帯主を対象に、彼女達が自分自身で生活をしていくための社会的・経済的自立をサポートすることを目的とした事業を行うことにしました。

JENにとっては初めての アフリカでの拠点です。「支援の届きにくいところにこそ、支援を」−というポリシーに基づき、JENは
活動を行っています。

 
 7.購入できるビデオや書籍はありますか? 
     ※下記は代表的なものです。詳しくはJENホームページをご覧ください。

ビデオ:●「JEN in アフガニスタン 」●〜女性とともに 人々とともに〜
長い間、社会的背景から教育や就労などの機会を奪われてきたアフガン女性たちにスポットを当てながら、JENが実施している住宅再建、学校修復、女性自立支援などの事業がどのように行われ、どのように人々の生活に活かされているのかを、ドキュメンタリー構成で分かりやすく紹介しています。厳しい生活の中でも前向きに生きる人々の姿と生活の変化、アフガニスタンの状況を、映像を通して伝えます。国際理解や総合学習の教材としてもお使いいただけます。
★アフガニスタン女性の姿を納めた貴重なビデオです。〔VHS 20分〕
定価:3,000円
※NPOなどの市民団体と個人でのご購入の際は1,400円(いずれも送料別)

【お問合せ・ご購入のお申込み】
JEN東京本部事務局
TEL: 03-5332-9825 FAX: 03-5332-9827 Email:info@jen-npo.org
担当: 戸倉・村沢
ビデオ:●「旧ユーゴスラビア支援 4年間の記録」●
1994年から1998年までのJEN旧ユーゴスラビアプロジェクトをまとめたビデオです。
ボスニア紛争中から活動を始め、移りゆく状況の中、人々の「心の自立」と「経済的自立」を目指して活動してきたJENスタッフの想いとは、そして現地の人々の願いとは。JENの活動だけではなく、旧ユーゴを知る貴重な資料となっています。
JENでは、学校での授業等幅広く活用してくださる方にこのビデオを差し上げています。
ご希望の方は下記までお問い合わせください。(送料のご負担をお願いします。)

企画:日本緊急救援NGOグループ※「日本緊急救援NGOグループ」はJENの旧称です。
制作:テレコムスタッフ
VHS 約25分(日本語版のみ)

【お申込み】
JEN東京本部事務局
TEL: 03-5332-9825 FAX: 03-5332-9827 Email:info@jen-npo.org
担当: 戸倉・村沢

書籍:●「アフガニスタン戦後復興支援−日本人の新しい国際協力−」●
2004年10月発売
内海成治編著
昭和堂発行 定価(本体2500円+税)

アフガニスタンの復興支援の状況を、NGO、国連機関、JICAで働く日本人がそれぞれの
専門分野から報告した1冊です。
JENスタッフが第2章「帰還民の家を造る」を執筆しています。