運営母体 NGO関連ニュースご寄付状況 | FAQお問合せサイトマップ感動秘話コーナー
           
 
当コーナーでは、皆様によりNGOの活動内容を知っていただくため、1〜2カ月に1団体のペースで順次NGOの紹介をしてまいります。
【バックナンバー】
第1回:ヒマラヤ保全協会  第2回:ジェン  第3回:地球の友と歩む会  第4回:日本国際ボランティアセンター  第5回:幼い難民を考える会
  第6回:シェア 第7回:ハンガー・フリー・ワールド  第8回:日本民際交流センター 第9回:緑のサヘル  第10回:シャプラニール 第11回:アジア学院
  第12回:シャンティ国際ボランティア会 第13回:CASA 第14回:ジョイセフ
   
寄付サイト内カラの頁へ
寄付のページへ
カラのホームページへ
 
 

〜 砂漠化の進む西アフリカ、マリ共和国で活動するNGOです 〜

 
 

カラは、西アフリカマリ共和国の農村自立のため、多様な活動を展開しているNGOです。
代表の元歯科医村上一枝氏が、日本とは全く異なる文化に魅せられてマリのNGOでボランティア
活動を始めたのが1990年のこと。その活動はカラの前身である「マリ共和国保健医療を支援する会」に
引き継がれ、1993年に現在の名称「カラ」になりました。

『砂漠化と疾病、貧困に苦しむ西アフリカの農村地域において、住民とともに農村自立活動を行い、
西アフリカの農村住民が、健康で未来への希望の持てる自立的生活を主体的に構築すること、に
協力すること』を目的として活動を行っています。

 
 
(資料提供・協力:カラ、編集:NGOアリーナ寄付サイト事務局)
 
   
カラが活動しているマリ共和国は西アフリカの内陸国で、国土は日本の3.3倍。その3分の2がサハラ砂漠、3分の1がサヘル地域です。

年々降雨量が減少して急速な砂漠化が進み、干ばつやイナゴの異常発生の被害によって、常に飢饉に脅かされています。一人当たりの国民総所得が290USドルと、世界の最貧国の一つです。(日本は34,510USドル)

都市と農村の格差が拡大し、全人口約1,351万人の80%が住む農村では住民の貧困が深刻です。現在は年毎に増加するエイズに対しての予防や撲滅が国の重要課題となっています。
 

カラはマリの農村が自立するため、住民の健康維持を基本として、さまざまな活動を行っています。
活動地域は、インフラが整備されていないこと、村が支援を必要としていること、過去に援助がほとんど入っていないことなどを基準にして決定しています。

カラが多くの活動を行っているのは、マリの住民が自立していくためには「多くの要素を重ねあわせた活動が重要」で、それらの活動を通じて住民が「この地で健康に生き続けることができる状況を自分たちで構築する」という意識を持たなければならないということが経験上分かっているからです。

 






○環境保全・・・植林地の造成、改良カマドの製作・普及

・村の生活環境を護るため、村の共同林や学校林の造成、野菜園内、道の両側などに植林を行って村の近くに緑を増やしています。

・改良カマドを使用すると、従来のカマドの約半分の薪で煮炊きできます。せっかく増やした緑を無駄に切らず、女性の薪集めの労力を減らし、火傷も予防することができます。

○識字学習

ほとんどの村人が文字を知らない状況を改善するため識字学習を行っています。病気予防の知識を身に付けたり、現金収入を得るにも、文字の読み書きが必要です。先生もカラの研修を受けた村人です。

○野菜栽培

野菜は村人の栄養状況を改善するだけではなく、重要な現金収入源となっています。カラが開設した共同野菜園で技術を習得した女性たちは、畑で収穫したキャベツ、ニンジンなどをマルシェ(市場)で販売します。子供に与える薬代も得ることが出来ます。

○公衆衛生知識の普及と病気予防

風土病マラリアの予防、腸内寄生虫駆除剤の投与、エイズ予防学習、家族計画、衛生状態の改善に欠かせないトイレの建設と普及、乳幼児の体重測定などを行っています。村出身の助産師、看護師も誕生しています。

○女性への適正技術の指導

裁縫・刺繍、石鹸作り、染色などの技術指導を行っています。女性が収入を得ることができるという点はもちろんですが、若い女性と年配の女性が一緒に作業を行うので家庭内のトラブルなどの相談もできることも大きな利点です。

○深井戸設置

清潔な水は、飲料水、植林や野菜作りなど、村の暮らしに不可欠です。降雨量が年々減少していくなかで確実に水を得るために手押しポンプ付深井戸の設置を行っています。

○穀物製粉機の設置支援

主食の穀物(ミレット・とうもろこし)やピーナツ、カリテの実を臼と杵で粉や液状にするのは、女性にとって重労働です。穀物製粉機の使用によって労働時間と体への負担が軽減され、他の活動や学習などに当てる時間ができます。

   

「地域の開発は、住んでいる人自体がするもの」というカラの理念を現実にするには人材育成が欠かせません。特に女性たちの意識が目に見えて変化しており、村の自立への大きな力となっています。

例えば、女性たちは「女性自主管理委員会」を組織し、自ら穀物製粉機の購入と稼動、小規模資金貸付、穀物銀行の運営などにあたるようになっています。また、新しい知識を吸収しようとする意欲もたいへん高く、従来、男性の仕事とされていた植林や改良カマドの製作と普及にも取り組み始めています。

そして、教育の必要性を理解して、子どもを学校へ通わせるようにもなりました。地域の自立のために何より心強い変化と言えるでしょう。

   

現在カラの有給専従職員は、国内に4名、マリに20名です。現地での活動の指導は、マリ人スタッフがすべて行い、アフリカ人が知識や技術をアフリカ人に指導する、という基本姿勢で活動を継続しています。現地アフリカ人指導者を育成するのが、日本国内のスタッフの役割です。

カラの収入は、会費や寄付、日本政府および団体からの助成金や補助金、コンサート等のイベントや講演の収益などですべて日本で調達されており、総資産の3分の2以上を現地での活動費に充てています。日本から物や技術は運ばず、必要なものはすべて現地マリで調達しています。

カラの地域に根ざした活動は、他の海外NGOからも高い評価を受けており、日本の高校英語の教科書−UNICORN ENGLISH COURSE(文英堂)にも紹介されています。

 

カラの活動へ、皆様のご支援をお待ちしております。

※カラへのご支援はこちらへ