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当コーナーでは、皆様によりNGOの活動内容を知っていただくため、1〜2カ月に1団体のペースで順次NGOの紹介をしてまいります。
【バックナンバー】
第1回:ヒマラヤ保全協会  第2回:ジェン  第3回:地球の友と歩む会  第4回:日本国際ボランティアセンター  第5回:幼い難民を考える会
  第6回:シェア 第7回:ハンガー・フリー・ワールド  第8回:日本民際交流センター 第9回:緑のサヘル  第10回:シャプラニール 第11回:アジア学院
  第12回:シャンティ国際ボランティア会 第13回:CASA 第14回:ジョイセフ 第15回:カラ 第16回:JHP・学校をつくる会 第17回:日本自然保護教会
   
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― 救える命があればどこへでも ―

AMDA(菅波茂理事長 本部:岡山県)は1984年設立の国連NGOです。
アジア、アフリカ、中南米を中心に医療救援と人々の生活状態改善の支援(地域開発活動)を実施しています。これまで50ヵ国でプロジェクトを、46ヵ国で95件の緊急支援を行っています。

国連NGOとは、国連経済社会理事会(UNECOSOC)との協議資格をもつNGOのことですが、AMDAは1995年に「特殊協議資格」を取得し、2006年には「総合協議資格」へ昇格を認められています。

これはAMDAの長年にわたる国連諸機関との連携実績が評価されたものですが、「総合協議資格」を取得したことによりAMDAは国連の委員会への出席、意見書の提出、並びに委員会の暫定議題の提案ができるようになりました。

 

(資料提供・協力:AMDA、編集:NGOアリーナ寄付サイト事務局)

   

AMDAの理念は「多様性の共存」。
国籍の違い、宗教の違い、文化、民族の違いを超えた「相互扶助」、言い換えれば「困ったとき
はお互い様」という考えが活動のベースにあります。

その理念のもと、菅波茂理事長が重視するのが、「多様な人々が平和な社会の実現のために、苦労をともにする過程で生じた尊敬と信頼で結ばれた人間関係」。

この信頼関係を基に、現地の人々が活動を主導する「ローカルイニシアティブ」を国際貢献活動の原則として、緊急救援活動や地域開発活動を展開しています。

ちなみにAMDAが掲げる平和の定義は「今日の家族の生活と明日の家族の希望が実現できる状況」、人権の定義は「相手の存在をみとめること」、具体的には「あなたを忘れていません。あなたを必要としています。」ということです。

 

AMDAの活動は大きく「緊急救援活動」と「地域開発活動」の二つに分けることができます。


スマトラ島沖地震・津波復興支援プロジェクト

「緊急救援活動」は基本的に短期間のプロジェクトです。
スマトラ島沖地震・津波、パキスタン北部地震、アメリカ南部ハリケーンなどの天災や紛争などによる被災者に医療救援・生活物資支援を実施します。

救援にあたるのは、被災地に近い支部のスタッフを中心として各国支部から編成する「AMDA多国籍医師団」。ローカルイニシアティブが原則です。

最近の緊急救援活動としては、スマトラ島北部洪水緊急医療支援があります。AMDAはスマトラ島沖大地震・津波発生(2004年12月26日)直後の緊急救援、及び復興支援から継続してスマトラ島に関わってきましたが、スマトラ島北部で、2006年12月21日から豪雨が続き、洪水の被害が拡大しました。
そこで、2006年12月30日から2007年1月19日まで、医師12人、看護師9人、調整員4人を送り、被災者の診療、医薬品の供給等に従事しました。



ミャンマー母と子のプライマリーヘルスケア
プロジェクト(栄養キャンペーン)

「地域開発活動」は支援対象の人々が自立できる目途がたつまで継続して行う長期間の支援プロジェクト。

ザンビアでのコミュニティ開発支援プロジェクト、結核患者を対象とした治療プログラム、ネパール子ども病院プロジェクト、バングラデシュの職業訓練プロジェクト、南米ホンジュラスでの青少年育成・エイズ予防教育プロジェクトなど、現在、アジア、アフリカ、中南米11カ国で、貧困等、社会的に恵まれない人々が必要としている保健医療・教育などを支援し、生活環境を向上させるためのさまざまなプロジェクトが展開されています。

   
 

AMDAの予算規模は約4億4千万円(2005年度)。そのうち寄付金が1億5千万円と三分の一を占めていますが、現状は「お金はいくらあっても足りない状況」です。

確かに世界中で自然災害が頻発し、発展途上国における貧困層の自立も困難な状況で、菅波理事長が「100億円あれば100億円使い、1兆円あれば1兆円使います」と言うように、AMDAが手を差し伸べたい地域、問題は尽きません。

とかく日本の活動は顔が見えないと言われますが、国連諸機関との連携をもとに着実に実績を上げているAMDAにはその評価を覆し、顔が見える国際貢献を実現できるNGOとして期待が高まります。

     

「AMDA」の活動へ、皆様のご支援をお待ちしております。

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