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2005年8月29日午前5時(日本時間同日午後7時)頃、米国南部を襲った過去最大級のハリケーン「カトリーナ」はメキシコ湾沿岸のルイジアナ州などに再上陸し、米国「史上最悪」の被害を及ぼしました。
犠牲者は、9月20日現在で、ルイジアナ州で646人、ミシシッピ州で218人など、5つの州で883人に上りました。(ロイター通信)

直撃から一週間後、ニューオーリンズ市を中心に救援活動がやっと軌道に乗り始めましたが、救助活動が難航し、混乱がまだ続いており、また今回の被害で一番打撃を受け犠牲を払ったのは、脱出手段を持てなかった貧しい人々であると言われています。

このことを受け、下記のNGOが支援を開始し当サイトでも特集ページを開設させていただきましたが、先日2団体とも募金の受付を終了させていただきました。
大型化する自然災害。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。皆様の
ご支援誠にありがとうございました。深く御礼申し上げます。

 

募金の受付を終了させていただきました。ご支援誠にありがとうございました。
AMDA活動内容の詳細につきましては、こちらをご確認ください。                  

アストロドーム

メディカルレジ

被災者登録

避難所洗面所

ニューオリンズ市内

■活動報告(2005年10月9日)

○『官』『民』連携都市型災害支援

ヒューストン市内では、FEMA(連邦危機管理庁)と州政府、そしてアメリカ赤十字、サルべーションアーミー(救世軍)などが連携し、数ヵ所の大型施設を避難所として被災者の受け入れを行っていました。

大型避難所内(写真:アストロドーム)には衣食住に関する基本的サービスはもちろん、総合病院さながらの病院コーナーが設置され、保健医療サービスを十分に受けることができる衛生的な
環境が整っていました。

さらにATMの設置、インターネットによる住居の手配や就職の斡旋、その他公共サービスの
登録、手続きができるコーナーが設けられ、各自ができるだけ早く日常生活を取り戻せるような支援がなされていました。実際に新生活に踏み出そうとする人々には現金の支給もなされていました。

従来の避難所での支援が緊急救援型支援であるのに対し、今回の米国での支援は、生活復興型支援といえます。

AMDAは避難所の運営を行っているサルベーションアーミーに義援金贈呈しました。
また、マイノリティとされるアジア系被災者を多く受入れている、教会や寺院などが運営する小規模避難所へも義援金や生活支援物資を贈呈しました。

現在は、被災地ニューオリンズに入り、調査を実施しています。
調査結果を元に、救援物資などの配付を予定しています。
AMDAでは皆様のご支援を引き続きお願いしています。ご協力をお願い申し上げます。

■活動報告(2005年9月13日)  

AMDAは、現地に派遣したチームの報告を受け、9月16日(日本時間:17日)で支援活動を撤収することを決定しました。

テキサス州ヒューストン市のアストロドームを含む大規模避難所には、一時3万人とも伝えられる被災者が収容されていましたが、11日現在で7千人余りにまで急速に減少しています。これは、被災者の到着直後から登録を行い、大規模避難所のみに集中しないよう、ハウジングオーソリティー(Housing Authority:行政機関や民間団体など20程度の団体で構成)が、搬送されてくる被災者を一般家庭や比較的小規模な避難所へ円滑に移動させたことによります。

被災者、医療従事者、行政機関や民間団体への聞き取り調査などによると、大規模・小規模避難所ともに、被災者への食事や衣類、必要であれば医療サービスの提供がなされており、落ち着きを見せ始めているとのことです。 被災地のニューオリンズに近いルイジアナ州バトンルージュやミシシッピ州でも同様で、支援体制は既に確立されている模様でした。

よって、AMDAとしては、当地で優れた活動をしているサルベーションアーミー(救世軍 http://www2.salvationarmy.org/ihq/www_sa.nsf)への支援を決定し、9日義援金を贈呈しました。

また、被災地の状況を引き続き調査し、今後米国及び日本国内でも想定される都市型の災害に対する防災と緊急救援への教訓とすべく、調整員と看護師各一人を追加派遣することを決定しました。

【派遣者】
□保志門 澄江(ほしかど すみえ) 看護師 在米 9月11日より柳田、藤田両調整員、リームズ看護師とともに調査活動を実施中
□安田 寿哉(やすだ としや) 調整員 広島市在住 病院職員 9月13日(日本時間)ヒューストンへ向けて出発
□柳田 展秀(やなぎだ のぶひで) AMDA本部職員 調整員 岡山市在住 9月17日(日本時間)帰国予定
□藤田 真紀子(ふじた まきこ)AMDA本部職員 調整員 岡山市在住 9月15日(日本時間)帰国予定
□高橋 徳(たかはし とく) 医師 デューク大学メディカルセンター外科助教授 在米 活動終了
□カースティン・リームズ 看護師 AMDAカナダ支部所属 在カナダ 9月12日帰国

AMDAでは皆様のご支援をお願いしております。ご協力をお願い申し上げます。

AMDA情報及びAMDAへのご支援はこちらへ→
 


  募金の受付を終了させていただきました。ご支援誠にありがとうございました。(2006/1/25)

被害を受けたガソリンスタンド
(ミシシッピ州パス・クリスチャン市)


配給物資を車から降ろすPWJスタッフとマーシーコースタッフ
(ルイジアナ州スライデル市)


冠水した道路(ニューオーリンズ)
Photo: Reuters/Rick Wilking
courtesy www.alertnet.org


自分の家を探す被災者(ニューオーリンズ), Photo: REUTERS/Mark Wallheiser, courtesy www.alertnet.org

■最新活動報告(2005年9月15日) 〜PWJスタッフ2人が現地入り〜

ピース ウィンズ・ジャパン(PWJ)は、アメリカ南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」の甚大な被害を受け、日本人スタッフ2人を被災地ルイジアナ州に派遣。スタッフは、現地ですでに支援活動を開始しているアメリカのNGO「Mercy Corps」(マーシーコー、本部=オレゴン州ポートランド)のスタッフとともに、活動を開始しました。

ルイジアナ州の州都、バトンルージュを拠点に活動を始めたスタッフからの第一報によれば、PWJスタッフらはすでに同州スライデル市などの被災地で毛布や枕の配布を実施。ニューオーリンズ市にも入り、現状の把握、ニーズ調査等を行っています。

被災地では、いまなお食糧配給・生活用品配布などの緊急支援が必要とされており、さらには、今後長期にわたる復旧・復興支援も見込まれます。

PWJでは、今回の被災者救援支援のため、緊急募金を受け付けています。ご協力をお願いいたします。
マーシーコーの活動については、マーシーコーのホームページ(英文)でも詳しく紹介されています。

■活動報告(2005年9月9日)


ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)は、アメリカ南部を襲ったハリケーン「カトリーナ」の甚大な被害を受け、日本人スタッフ2人を被災地に派遣することを決定しました。
PWJは、アメリカのNGO「Mercy Corps」(マーシーコー、本部=オレゴン州ポートランド)と提携関係を
結んでおり、2人はマーシーコーのスタッフと合流し、緊急支援物資の配給や保健衛生に関する支援などに協力する予定です。

派遣するのは、海外事業部の鈴木広光と木下真里。
鈴木は、海外事業部で、物資調達や輸送などを行うロジスティックスを担当。
木下は、保健師・看護師の資格を持ち、緊急支援時の保健医療に関する専門的助言や国内災害時支援計画の策定支援を担当しています。
鈴木、木下とも、イラクやスマトラ島沖地震(インドネシア)、新潟県中越地震などの緊急人道支援活動に従事してきました。

アメリカからの情報によると、ハリケーンの被災地では、水や食糧、生活物資の不足が解決せず、衛生環境の悪化が懸念されています。2人は、日本時間の6日午後、成田からアメリカ・テキサス州のヒューストンに向けて出発。ヒューストンから陸路でルイジアナ州のバトンリュージュへ移動し、マーシーコーのスタッフと合流する予定です。
PWJは、マーシーコーと提携し、これまでイラクやイランで合同の支援活動を行ってきたほか、支援活動の強化を目指して、情報交換なども続けています。なお、PWJは、アメリカ国際援助庁(USAID)の登録NGOでもあります。マーシーコーの活動については、マーシーコーのホームページ(英文)でも詳しく紹介されています。

<派遣スタッフ>
鈴木広光  PWJ海外事業部  栃木県出身
木下真里  PWJ海外事業部  東京都出身

PWJ情報はこちらへ→