| ■活動報告(2005年10月9日)
○『官』『民』連携都市型災害支援
ヒューストン市内では、FEMA(連邦危機管理庁)と州政府、そしてアメリカ赤十字、サルべーションアーミー(救世軍)などが連携し、数ヵ所の大型施設を避難所として被災者の受け入れを行っていました。
大型避難所内(写真:アストロドーム)には衣食住に関する基本的サービスはもちろん、総合病院さながらの病院コーナーが設置され、保健医療サービスを十分に受けることができる衛生的な
環境が整っていました。
さらにATMの設置、インターネットによる住居の手配や就職の斡旋、その他公共サービスの
登録、手続きができるコーナーが設けられ、各自ができるだけ早く日常生活を取り戻せるような支援がなされていました。実際に新生活に踏み出そうとする人々には現金の支給もなされていました。
従来の避難所での支援が緊急救援型支援であるのに対し、今回の米国での支援は、生活復興型支援といえます。
AMDAは避難所の運営を行っているサルベーションアーミーに義援金贈呈しました。
また、マイノリティとされるアジア系被災者を多く受入れている、教会や寺院などが運営する小規模避難所へも義援金や生活支援物資を贈呈しました。
現在は、被災地ニューオリンズに入り、調査を実施しています。
調査結果を元に、救援物資などの配付を予定しています。
AMDAでは皆様のご支援を引き続きお願いしています。ご協力をお願い申し上げます。
■活動報告(2005年9月13日)
AMDAは、現地に派遣したチームの報告を受け、9月16日(日本時間:17日)で支援活動を撤収することを決定しました。
テキサス州ヒューストン市のアストロドームを含む大規模避難所には、一時3万人とも伝えられる被災者が収容されていましたが、11日現在で7千人余りにまで急速に減少しています。これは、被災者の到着直後から登録を行い、大規模避難所のみに集中しないよう、ハウジングオーソリティー(Housing
Authority:行政機関や民間団体など20程度の団体で構成)が、搬送されてくる被災者を一般家庭や比較的小規模な避難所へ円滑に移動させたことによります。
被災者、医療従事者、行政機関や民間団体への聞き取り調査などによると、大規模・小規模避難所ともに、被災者への食事や衣類、必要であれば医療サービスの提供がなされており、落ち着きを見せ始めているとのことです。
被災地のニューオリンズに近いルイジアナ州バトンルージュやミシシッピ州でも同様で、支援体制は既に確立されている模様でした。
よって、AMDAとしては、当地で優れた活動をしているサルベーションアーミー(救世軍 http://www2.salvationarmy.org/ihq/www_sa.nsf)への支援を決定し、9日義援金を贈呈しました。
また、被災地の状況を引き続き調査し、今後米国及び日本国内でも想定される都市型の災害に対する防災と緊急救援への教訓とすべく、調整員と看護師各一人を追加派遣することを決定しました。
【派遣者】
□保志門 澄江(ほしかど すみえ) 看護師 在米 9月11日より柳田、藤田両調整員、リームズ看護師とともに調査活動を実施中
□安田 寿哉(やすだ としや) 調整員 広島市在住 病院職員 9月13日(日本時間)ヒューストンへ向けて出発
□柳田 展秀(やなぎだ のぶひで) AMDA本部職員 調整員 岡山市在住 9月17日(日本時間)帰国予定
□藤田 真紀子(ふじた まきこ)AMDA本部職員 調整員 岡山市在住 9月15日(日本時間)帰国予定
□高橋 徳(たかはし とく) 医師 デューク大学メディカルセンター外科助教授 在米 活動終了
□カースティン・リームズ 看護師 AMDAカナダ支部所属 在カナダ 9月12日帰国
AMDAでは皆様のご支援をお願いしております。ご協力をお願い申し上げます。
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