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2007年11月15日夜、バングラデシュ人民共和国南部のベンガル湾沿岸を直撃した大型サイクロン「シドル」は、半径500キロ、時速220〜240キロの暴風で家屋を倒壊させながら国土を縦断しました。

これまでに3,268人が死亡、負傷者39,773人、全壊家屋56万軒、被災者約850万人という状況にあります。(2007年11月30日現在)
下記の団体が支援活動を行っています。皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。
 

(特活)シャンティ国際ボランティア会
(集会所・避難所建設、学用品配布等)
 
 
活動はまだ継続しておりますが、募金の受付を終了させて
いただきました。
(2008年2月9日)
皆さまのご支援に心より御礼申し上げます。
報告書はこちらをご覧ください。(PDFファイル)


(特活)AMDA
(巡回診療等の医療支援ほか)
 

AMDAバングラデシュ支部が、被災地を訪れて調査
活動を行う予定にしていますが、ご寄付の受付を
終了させていただきました。
(2008年2月26日)
  皆様のあたたかいご支援に、心よりお礼申し上げます。

   

【2008年10月2日up】

「ゴノケンドラ」で子どもたちの学びが再開されました!〜


バングラデシュのサイクロン被災支援活動にあたり、みなさまの支援をいただいて再建されたゴノケンドラ(村の集会所)では、子どもたちが再び楽しみながら文字の読み書きなどを学んでいます。今回はその様子をお届けします。
 


ゴノケンドラに集まる子どもたち
(アムタリ郡・ボノロタゴノケンドラ)


ゴノケンドラで学ぶ子どもたち
(アムタリ郡・ボノロタゴノケンドラ)

シュッタカ・ゴノケンドラ(アムタリ郡)

◆「学びの場」としての期待◆

サイクロンが発生した昨年の11月15日以来、それまでゴノケンドラの識字教室に通っていた子どもたちは学ぶ場所を失い、教室は一時休止を余儀なくされていました。

せっかく文字の読み書きを習っていた子どもたちにとっては、「学ぶ楽しさ」を実感していた矢先の出来事でした。

学習は毎日の積み重ねが大切なため、先生方も自分の家を開放したり、天気の良い日は外で教室を開くなどの工夫をしていました。

再建の打ち合わせのために被災地に行くたび、村人たちから「自分たちのゴ
ノケンドラはいつ再建されるの?」と聞かれるほど、「ゴノケンドラ」は地域にとって大切な場所でした。

◆学びを再開した子どもたち◆

サイクロンで家族を亡くしたり、家が壊れたり、水が迫ってきて怖い思いをした子どもたちも、丈夫になったゴノケンドラの中で、友達と楽しく学ぶうちに笑顔を取り戻してきています。

再びゴノケンドラで勉強を再開した子どもたちは、目を輝かせて将来の夢を
語ってくれます。その多くが「学校の先生」。今回の支援が子どもたちの夢の
実現を後押しする第一歩になればと思います。


SVAでは、11月末までバングラデシュ・サイクロン被災支援活動の継続を予 しています。

引き続き皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。


シャンティ国際ボランティア会の情報
及びご支援はこちらへ→

 

【2008年8月29日up】

〜次の災害から命を守る「サイクロン・シェルター」の建設に更なるお力添えを
お願いいたします〜


サイクロン「シドル」の発生から約9ヶ月がたった被災地は、再び雨季を迎えています。
天候不順で建設作業も1つ休んでは1つ進む様な状況ですが、次の台風シーズンである10月を前に、少しずつサイクロン・シェルターはその姿を見せつつあります。

洪水やサイクロンの時に避難するための頑丈な建物が少ないバングラデシュ南部では、地域の人たちがサイクロン・シェルターの完成を心待ちにしていますが、資材や輸送費の高騰や他地域での相次ぐ大きな災害により、建築資金が不足している状況です。

災害後の地域復興と防災への取り組みに是非みなさまの温かい応援を宜しくお願い致します。

SVAではサイクロン「シドル」で被害の大きかったボルグナ県にて、被災地全体の復興支援活動としてコミュニティ・センターを兼ねたサイクロン・シェルターの建設を行っています。今回は、その建設地の1つであるボロ・バリアタリ村の様子をご紹介致します。

 

建設中のサイクロン・シェルター
(ボルグナ県ボロ・バリアタリ村)


学校帰りの子どもたち (ボルグナ県ボロ・バリアタリ村)
◆少数民族の暮らす村での支援活動

バングラデシュの南端に位置するボルグナ県ボルグナサダル郡エムバリアタリ地区のボロ・バリアタリ村は、イスラム教徒が8割を超える同国では珍しく、アジア系少数民族・ラカイン族が暮らす仏教徒の多い地域です(村の人口約8,000人のうち250人・45世帯がラカイン族)。

彼らの祖先は約200年前にミャンマー(ビルマ)から90艘の小船で海を越えて、バングラデシュ南端に移り住み、以来、少数民族として様々な苦労をしながら、今日では地域に根付き、他民族と共生しています。

しかしながら、サイクロン・シェルターの土地登録の手続きにおいて、少数民族であるが故に、行政担当者が何回も聞き取りや確認に訪れたりと通常以上の時間がかかりました。それでも穏やかな彼らは、私たちが訪問するたびに笑顔で出迎えてくれました。

◆「地域の集いの場」としての期待


ボロ・バリアタリ村でのサイクロン・シェルターの建設は、9月中旬の完成を目指し、現在は内装に取り掛かっています。

この地域には小学校以外、コンクリート製の建物や住民が集まれる程の広さを持つ建物はありませんでした。

毎月行っている村人主体のサイクロン・シェルター運営委員会では、完成した建物の利用方法について話し合われています。サイクロンが来た時のための防災教育のほかに、少数民族の伝統を守るための文化教室など様々な取り組みが期待されています。

引き続き皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。


シャンティ国際ボランティア会の情報及びご支援はこちらへ→
 

【2008年6月5日up】

サイクロン「シドル」の発生から約半年がたち、被災地では本格的な雨季を前に、農作物の収穫期を迎えて大地も緑を取り戻し、着実に復興の歩みを進めつつあります。

しかしながら、特に生計手段を失ってしまった人たちには、生活再建への長く困難な道のりが目の前に横たわっています。

サイクロン前の状況に戻るにはまだまだ時間や資金が必要ですが、人びとの中には冗談を言い合う余裕や笑顔が少しづつ戻ってきています。

その笑顔を復興の力にかえるべく、SVAでは引き続き被災地での復興支援活動を継続しています。


■■SVAの支援活動■■

SVAではサイクロン・シドルで被害の大きかったボルグナ県にて、3つの支援活動(「サイクロン・シェルターの建設」、「地域の学びの場(ゴノケンドラ)の再建」「子どもたちへの教材や学用品の配布」)を通じて、被災地全体の復興支援活動を行っています。

今回は、地域の学びの場「ゴノケンドラ」の再建についてご紹介致します。

 

再建したボノロタ・ゴノケンドラ(ボルグナ県アムタリ郡)


ゴノケンドラで学ぶ子どもたち (ボノロタ・ゴノケンドラ)

◆蘇った学びの場 〜 ゴノケンドラの再建

ボルグナ県アムタリ郡では、20棟あるゴノケンドラのうち18棟がサイクロンで全壊。ゴノケンドラは地域の人たちにとって、「学び」「集い」「地域発展」のための大切な場所でした。

一時的に学びの機会を失ってしまった地域の人たちは、その後も比較的大きな家に住む人の部屋を借りたり、天気の良い日は外で青空教室を開催するなど、学びを継続する努力を続けています。

2008年5月中旬にようやく18軒全ての再建が完成しました。新しい建物は構造上の工夫をして以前より耐久性のあるものになり、地域の人たちも安心して学べる場所になりました。

◆期待される「今後の地域発展の場」

高校の先生で、ボノロタ・ゴノケンドラのリーダーでもあるイスマイール・ミアさん(48歳)に再建に対する思いを聞きました。

「ゴノケンドラでは地域の人たちの学びの場として、識字教室のほか、様々な研修や啓蒙活動が行われています。

例えば、衛生・保健指導、家族計画、栄養改善、早期結婚についてなどです。また今回のサイクロンの前から防災研修も行ってました。

残念ながらゴノケンドラの建物は全壊してしまい、活動は一時休止を余儀なくされていました。壊れた建物を見た時資金面から再建は難しいと思っていたので支援頂いたことに感謝しています。

新しいゴノケンドラでは、今までの活動に加えて、新たな試みとして、生活再建のためのスキルトレーニング(漁業、農業など)に取り組みたいと考えています」
 
建設は順調に進んでいますが、資金が不足しています。引き続き温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。


シャンティ国際ボランティア会の情報及びご支援はこちらへ→
 

【2008年4月11日up】

〜命を守るサイクロン・シェルター建設、引き続きのご支援を!〜

「突然、雲のように湧き上がった高さ8メートルの波が家族を流し去った」。

昨年11月、バングラデシュ南部を襲った巨大サイクロン「シドル」は、4ヶ月を経た今も人々の心に傷を残したままです。約3400人が命を落とし、約150万世帯が家を失いました。

夏が近づき、「再び、巨大なサイクロンが来たらどうしよう」という村人たちの不安な声が聞こえるなか、SVAは復興支援活動を続けています。3月からは4つの村でサイクロン・シェルター(避難所)の建設を始めました。再びサイクロンに襲われた時に村人の命を守る建物です。
 
建設は順調に進んでいますが、資金が不足しています。引き続き温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

 


村人たちの期待が高まるなかで、
基礎部分の工事が始まりました

SVAでは「地域の集会所の再建」、「サイクロン・シェルターの建設」、「子どもたちへの教材や学用品の配布」などの活動を行っています。今回は「サイクロン・シェルターの建設」についてご紹介致します。

◆集いの場となるサイクロン・シェルターの建設

SVAのシェルターは、ただのシェルターではありません。災害発生時に避難所となるだけでなく、普段は周辺の村の人々が集まる施設となります。そのほかにも、学校に行けない子どもたちのための「村落学級」として、または成人学習の場としての活用など、人々が話し合いながら、使い方を決めていけるような施設になることを目指しています。

例えば、子どもから大人までの識字率向上を目的とした図書館活動、職業訓練としてのコンピューター教室など。
保健医療の分野でも、母親学級や予防接種の会場として活用される可能性もあります。

 

シェルターが活用されるためには建物だけではなく、村人たちへの防災教育が必要です。サイクロンが村を襲った時は、すぐに近所で声をかけ合い、一緒にシェルターへ避難する事が大切です。

「何かあった時は、みんなであそこへ逃げよう」と付近の村人たちに頼られるシェルターにするためには、普段から様々な目的で人が集い、愛着をもって使われる場になることこそが大切だと考えています。

 


「村人たちの命を救えるのであれば」と
受け継いだ土地の提供を決めたラーマンさん

◆逃げ場を失い、水にのまれた村人たち

ガジマハムッド村では、シェルター建設のために土地を提供してくれたシディーク・ラーマンさん(34歳)が、サイクロン当夜の悪夢のような出来事を語ってくれました。

「外の異変に気づき、家族を連れて村の小学校へ避難しようしましたが、水が四方から押し寄せてきて、たどり着けませんでした」。ラーマンさんは3歳の息子を胸に抱いたまま長時間、木にしがみついていたそうです。

木から下り、父の姿がないことに気づきました。その後、親戚や村人たちの手を借りて父親を探し続けましたが、13日後、自宅から数km離れた場所で遺体が見つかりました。

「家の近くに避難できる場所があったら、父親を死なせずにすんだはず、もう誰も失いたくない」というラーマンさんの言葉に、私たちはあらためてシェルターの重要性を痛感しました。

 

SVAは「住民主体」の復興支援を大切にしています。みなさまのあたたかいお力添えをよろしくお願い致します。

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被災から約1ヵ月のブカボニア村。復旧は進んでいない

被災者に毛布を配るAMDAバングラデシュ支部スタッフ

毛布を受け取るためブカボニア村役場に
集まった被災者

仮設診療所で診察。外傷の患者が多かった
診察を待つ被災者
被災したチョーカリ村

被災地に運ばれる支援物資・医薬品の一部
(日本・バングラデシュ友好病院にて)
損壊した家屋

AMDAバングラデシュ支部が、被災地を訪れて調査活動を行う予定にしていますが、ご寄付の受付を終了させていただきました。(2008年2月26日)
皆様のあたたかいご支援に、心よりお礼申し上げます。


【2008年1月16日更新】 


昨年(2007年)11月、大型サイクロン「シドル」がバングラデシュ南部に上陸しました。

AMDAは、大きな被害が発生した直後より、バングラデシュ支部を中心に、本部やネパール支部が、協力団体である日本・バングラデシュ友好病院などとともに被災者への支援を続けています。

AMDAバングラデシュ支部は12月13・14日、1,000人以上の死者を出し、最も影響を受けた県であるバルグナ県ブカボニア村(Bukabonia Village, Barguna District:首都ダッカより南に200キロ)で、150枚の毛布を被災者に配布しました。

同県では12月中旬から冬が始まり、最低気温は10度前後まで下がるとされており、防寒具を所持しない被災者への支援が求められていました。

今回の毛布配布により、避難生活が続く被災者の感冒など呼吸器系疾患の予防に繋がると考えています。

バングラデシュ政府は、同サイクロンの被害に対する緊急救援の段階は過ぎたことを表明しました。この表明を受け、AMDAは、緊急医療支援活動を終了することとし、今後は、バングラデシュ支部が被災地を訪れて調査活動を行う予定にしています。

【活動開始日】
2007年11月17日、AMDAバングラデシュ支部が緊急救援を開始

【第一次・第二次緊急医療支援チーム】
計22人(医師4人・医療補助員4人・調整員4人・アシスタントコーディネーター10人)

<第一次>
館野 和之 調整員   AMDA本部職員  岡山市在住
谷口 敬一郎  調整員   AMDA本部職員  岡山市在住
AMDAバングラデシュ支部 調整員2人
日本・バングラデシュ友好病院    医師2人・医療補助員4人
AMDAバングラデシュ支部、日本・バングラデシュ友好病院
            アシスタントコーディネーター10人
<第二次>
AMDAネパール支部 医師2人

【第一次・第二次チーム活動地】
パトゥアカリ県ミジャガンジ郡
チョーカリ村、カクラバニア村、デウリ・スベドゥカリ村 他
(Charkhali/Kakrabania/Dewil Subedkhali
Mirzaganj Upazila, Patuakhali District  首都ダッカから南へ約150km)

【第一次・第二次チーム活動内容】
1.巡回診療
2.経口補水液(ORS)と医薬品(抗生剤・鎮痛剤・抗原虫剤・駆虫剤・皮膚薬他)の投薬、配布
3.水質浄化剤の配布
4.米など非常食の配布
5.子どもへビスケットや古着のセーターの配布   他

【被災状況】

2007年11月15日夜、バングラデシュ南部に上陸した大型サイクロン「シドル」は、南部沿岸部を中心に甚大な被害をもたらした。12月18日政府発表では、死者3,363人、行方不明者871人、負傷者55,282人、全壊家屋56万軒。

【AMDAバングラデシュ支部】

1998年甚大な被害をもたらした洪水の緊急救援活動をきっかけに、1999年より保健医療、小規模融資(マイクロクレジット)、職業訓練から成る農村総合開発事業をムンシゴンジ県ガザリア郡で行なっている。2004年7・8月の洪水被害に対しても、本部と連携して緊急医療支援活動を実施した。

【協力団体:日本・バングラデシュ友好病院】

日本の大学院に留学していた医師3人が創立者となり、1994年4月首都のダッカに設立された。現在は100床の総合病院に発展し、バングラデシュにおけるAMDAの災害拠点病院であり、AMDAバングラデシュ支部の事務所の所在地でもある。
 

AMDAの情報はこちらへ→
   

 


井戸採掘作業は夜まで続く

井戸の水が出た!

池の清掃奮闘中

清掃した池の水を使うひとたち


物資を待つ人、持ち帰る人

私は物乞いすることができない、と話した中流階級の被災者


救援物資を載せて被災地に向かうトラック

第一次サイクロン救援活動にて配布した支援物資の写真


比較的しっかりした家だったが片側にひしゃげてしまった

全壊した家の内部 住民は竹でつっかえ棒をしてここで寝ている

【2008年2月9日更新】 

活動自体はまだ継続しておりますが、募金の受付を終了させていただきました。皆様のあたたかいご支援に、心より御礼申し上げます。
今までの活動をまとめた報告書を作成いたしました。是非こちらをご覧ください。(PDFファイル)

〜報告書より(抜粋)〜

シャプラニールでは、今後人々が支援を受動的に受け取る「被災者」から、自分で生活を立て直していく「生活者」に戻っていくための支援が今後も必要であると考え、中長期的な復興支援を継続する計画である。

具体的にはこのサイクロンで夫を亡くし、寡婦となった女性たちに家畜などを提供したり、農民に野菜の種を配布するといった方策を検討中である。また、人々の防災意識を高めるための活動も必要とされるであろう。

シャプラニールはこれからも、被災者の中でも、特に貧困層・社会的に疎外されている人々のニーズに注目しながら、被災地の復興を見守り、支援していきたいと考えている。
今後ともご支援をよろしくお願いいたします。

<第四次支援>

被災者の長期的ニーズを勘案し、第一次活動の活動地(バゲルハット県ショロンコラ郡とクルナ県ダコープ郡)にて、以下の活動を実施。

@ 受験生への参考書・ノート配布(実施団体‐JJS): サイクロン被災地の子どもたちは中等教育修了試験を受けるための参考書や文房具も水に流され、準備するにできない状況にある。そこで被災した受験生に対し、以下を配布している。
・500名の中等教育修了試験受験生に英語・数学の参考書を各一冊、ノート3冊
・120名の上級中等教育修了試験受験生に英語・数学の参考書を各1冊、ノート3冊

A 子ども支援センターの運営継続(実施団体‐JJS): セックスワーカーの子どもたちを対象にした子どもたちの精神的・肉体的健康を守るための支援センターの運営を、当初の1ヵ月間から2ヵ月延長し、計3ヵ月とした。

<第三次支援>
地域を拡大し、食糧・毛布・サリーを配布


シャプラニールでは、第三次救援活動としてゴパルゴンジ県コタリパラ郡にて食糧・毛布・サリーの配布を実施します。ゴパルゴンジ県は全壊した家屋が24,000軒、部分的に倒壊した家屋が85,000軒あるといわれ、家畜や作物への被害も甚大ですが、救援活動はほとんど行われておりません。

また、もともとマイノリティが多く非常に貧しい地域であるため、食糧の貯えがなかった家が多数を占めており、一日も早い支援活動が求められています。
第三次救援活動は現地の2つのNGOをパートナーにして実施します。

【支援地域】
ゴパルゴンジ県コタリパラ郡

【現地パートナー団体】
KSSS、CDPの2団体

【支援内容】
食糧配布(1,300世帯)
1世帯あたり米15kg、ダール豆2kg、塩1kg、大豆油1本(900ml)、石鹸1個
毛布の配布(700世帯)
サリーの配布(500世帯)


<第二次支援>

1)二次災害の防止を目的とする住居確保及び保健衛生の維持・改善


【支援地域】
バゲルハット県ショロンコラ郡およびモングラ港周辺

【現地パートナー団体】
JJS

【支援内容】
・住居の確保
簡易シェルターとして利用できるビニールシートおよびロープを3,000世帯分提供します。
※すでに被災者自ら廃材などを集めて仮設住居を作りはじめており、使い道に融通がきくビニールシートを配布します。

・ 保健衛生の維持・改善
池の清掃を拡大、および井戸(20本)を掘り、飲料水を提供。また、トイレを設置(50基)します。

2)食料配布地域の拡大

【支援地域】
ボルグナ県アムトリ郡ボロボギ村 および同県ボルグナ中央郡M.バリアトリ村

【現地パートナー団体】
ションコルポ・トラスト
シャプラニールとは以前から交流のある団体で、バングラデシュの中でもまずしいとされる沿岸地域で活動する現地NGO。特に、女性や子どもなど取り残された人々への支援を行っています。

【支援内容】
・食糧配布(最貧困層グループ310世帯分)
食糧(1パケットあたり)=米14kg、ダール豆1kg、塩1kg、大豆油1本(900ml)

3)配布物資を追加

○毛布を追加配布
11月は、乾期のため雨の心配はありませんが、これからの寒さ対策として、毛布を配布します。また最も厳しい状況におかれている300世帯を対象に食糧配布を行います。

【支援地域】
ボルグナ県アムトリ郡、中央郡、パトルガタ郡、 ポトゥアカリ県コラパラ郡、 ピロジプール県マトバリア郡

【現地パートナー団体】
Sangkalpa Trust(ションコルポ・トラスト)
シャプラニールとは以前から交流のある団体で、バングラデシュの中でもまずしいとされる沿岸地域で活動する現地NGO。特に、女性や子どもなど取り残された人々への支援を行っています。

【支援内容】
毛布配布(1,507枚)

○食糧を追加配布
現地NGOのSANGRAM(ショングラム)」をパートナーに、最も厳しい状況におかれている300世帯を対象に食糧配布を行います。

【支援地域】
ボルグナ県バムナ郡(300世帯)、 ボルグナ県中央郡(155世帯)

【現地パートナー団体】
SANGRAM(ショングラム)
1985年の設立。南西部の6県で、様々な開発プログラムを行ってきました。この地域の沿岸地域、チョールなどに住む、 災害の影響を受けやすい貧しい人々の生活向上に一貫して取り組んできました。

【支援内容】
食糧配布
1世帯につき:米14kg、ダール豆1kg、塩1kg、大豆油1kg
 

 

 

 

<第一次支援> 食糧・衣類配布中心

【支援地域】
バゲルハット県ショロンコラ郡およびモングラ港周辺

【現地パートナー団体】
JJS
被災地域で地道な活動を長年にわたって行っており、シャプラニールとも交流のある団体。女性や子ども、社会的に疎外されてきた人びとなど、まずしさに立ち向かう人びとへの支援や基本的権利を守るアドボカシー活動などに取り組んでいます。

【支援内容】
・ショロンコラ郡での食糧・衣料配布(1,100世帯分)
食糧(1パケットあたり)=米10kg、ダール豆2kg、大豆油900ml、 経口補水塩5パック、ろうそく6本、マッチ2箱)、コップ1個、 衣料(1パケットあたり)=サリー1枚、ルンギ1枚、毛布1枚

・同 ショロンコラ郡での池の浄化活動
生石灰を利用した人海戦術による浄化活動。

・セックスワーカーの女性たちの子どもたちに対する支援シェルターの運営
バングラデシュ第2の港であるモングラ港に隣接する場所で、セックスワーカーの女性たちの子どもたち(対象人数55名)のために、1ヵ月間シェルターを運営し、給食支援などを実施

ショロンコラ郡では人命、家屋の被害が甚大で、とくに悲惨なのはサウスカリ・ユニオン。 99%の家屋が破壊され、子どもたちの多くも家族を失い、至急保護が必要な状況。水の中に家畜の死骸が散乱し、ひどい悪臭がただよっています。

このサウスカリ・ユニオンは遠隔地のチョール(中洲)になるため、車が直接乗り入れるのは難しく、物資の輸送は可能なところまで車で運んだあと、バンガリ(荷車)に積み替えて運ばなければなりません。

現地では、水、食糧、シェルターが即時に必要。かなり気温が下がってきているため、今後、暖かい衣類や毛布も必要にります。

※最新の活動状況につきましてはシャプラニールHPをご覧ください。http://www.shaplaneer.org/campaign/cyclone07.htm

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