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●女性世帯主の支援プログラム 経済的自立のためのトラクター事業 5年間にわたるエリトリアへのご支援を、ありがとうございました! JENはエリトリアでの目標を達成し、支援を終了します。 (2007/1/5) |
![]() 養鶏飼料製造施設 ![]() トラクター事業参加者へのヒアリング |
1998年に勃発した隣国エチオピアとの国境紛争によって、多くの難民がスーダンへ避難しました。 2年後の2000年にはエリトリアに平和が戻り、その後の4年間で20万人以上の難民が無事に祖国へ帰還しました。JENは2002年より帰還民の自立支援を行ってきました。 帰還民のほとんどが、スーダン国境のゴルージ地区に定住しましたが、この地区は土地が肥沃なため農業に適しています。人びとは政府から農地をもらい、そこで自分と家族の食糧を生産して自立することが求められました。 しかし、中には戦争中に夫を亡くしたり、スーダン人の夫と別れて帰還するなどの理由で女性世帯主が多くいました。彼女たちの自立を支援するため、JENはゴルージ地区で2つの養鶏組合と3つのトラクター組合の結成を支援、各組合へ施設と資機材を供与し、必要な技術と組合運営の訓練を行いました。 現在、養鶏組合は卵の販売で収入を得て自立し、組合員は毎月その配当を受けています。また、トラクター組合のメンバーは各自の畑を耕すだけでなく、トラクターを組合員以外にも貸し出し、地区に大きな利益をもたらしています。 JENが今年行った意識調査によると、帰還民特有の問題は解決され、昔からその地区に住んでいる地元民とほとんど差のない生活を営むことが出来ていることが確認されました。このため、JENは「帰還民女性世帯主の自立支援」という当初の目的を達成したと判断し、今後はエリトリアの主体性を尊重して撤退することに決定いたしました。 これまで、ご支援いただいた方々、本当にありがとうございました。 JENはエリトリアからは撤退いたしますが、今後もアフリカへの支援を続けていく予定です。長くエリトリアを見守り続けてくださった皆様に、改めて感謝を申し上げます。 |
| 活動背景 |
![]() トラクター事業に参加している女性たち |
JENは、エリトリアでも社会的に弱い立場におかれている女性たちへの支援を行っています。 これは、取り残されがちな人や地域に目を向けて、ニーズに即した支援を届けるという活動です。 30年にわたるエチオピアからの独立戦争と国境をめぐる紛争が終結し、2001年以降多くの人が故国エリトリアに帰還しています。戦争をのがれ、長期間に渡ってスーダンの難民キャンプで生活していた女性たちは、生活を人道支援に頼りがちな傾向がありました。 その中でもムスリムの女性たちは、文化的背景から外で働くことが難しいため、配偶者をなくしてからは収入の手段を持たない人がほとんどです。 しかし政府から支援を受けられるのは帰還した年だけに限られるので、女性たちが自分で生活の糧を得られるようなサポートが必要とされています。 |
| 女性世帯主の経済的自立のためのトラクター事業 |
![]() 組合メンバーとJENが提供したトラクター |
そこでJENは、スーダンからの帰還民を含む女性世帯主を対象に、トラクターを提供します。 |
| 皆様のあたたかいご支援をお願いいたします |
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トラクターは、農閑期には輸送手段として利用できるため、この期間にも貸出を行ない、収入を得ることが出来ます。参加者全員に、トラクターの管理について責任を持って取り組んでもらえるように、組合運営のための研修も実施しています。 女性たちが経済的にも社会的にも自立し、家族とともに安定した生活を送ることが出来るように。皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。 |
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