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※国際協力NGOについては原則として1団体につき主な2つの事業のご紹介をしています。
  当サイトでご紹介する事業以外にも、様々な国で様々な事業を行っております。詳しくは各団体のHPをご覧ください。
 

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社団法人 シャンティ国際ボランティア会 とは…

長い内戦の傷跡が残るカンボジア、後発開発途上国のひとつラオス、通貨危機で大きな打撃を受けたタイでは、多くの子どもたちが経済的な困窮や家庭の事情、教育環境の不備などから学ぶ機会を失っています。その結果、進学や就職などで未来の選択肢が大きく狭められています。

家が豊かでなくても、学校が遠くても、教科書が足りなくても、勉強したい子どもたちの気持ちは同じ。子どもたちの無限の可能性を花開かせるためには、そのための教育の機会が必要です。
タイ・ラオス・カンボジアに現地事務所を置く社団法人シャンティ国際ボランティア会はアジアの人びとと協力しながら、およそ20年にわたって各国の教育・文化支援に取り組んできました。 共に学び、共に生きる社会のために・・・・。市民による国際協力に、あなたも参加しませんか。
 

【主な事業T】

タイ 移動図書館活動支援事業

貧困地区を対象に、絵本、紙芝居、人形劇、様々なゲーム・遊びのセットを積んだ移動図書館車が、スラム地区、地方農村の保育園、小学校等を巡回し、絵本の読み聞かせやゲーム、歌、人形劇の上演を行います。
またそれと並行して、幼児期の子どもに優れた良書に触れる機会を提供するため、そして保育士に絵本の大切さを理解してもらうために、絵本が不足するスラムの保育園に、絵本の貸し出しを行います。


【活動国】    タイ
【支援対象者】 子ども
【支援分野】  教育

【主な事業U】

ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおける
図書館活動支援事業


タイ国境にあるミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおいて、図書館を運営し、
難民の人々に対して、図書と接する
喜びを提供します。



【活動国】   ミャンマー難民キャンプ
【支援対象者】 難民
【支援分野】  教育
   
   
 

【主な事業T】
タイ 移動図書館活動支援事業
  タイ社会の背景

バンコクスラムの風景

近年タイの経済状況は好調で、タイ政府は2年前から、貧困を無くすことを優先政策として挙げており、低金利での貸し付けや、低収入家庭を対象に格安住居提供や小規模事業資金の低利貸付などの貧困対策を打ち出すなど、国家をあげて貧困問題に取り組んでいます。

一見支援が要らないように見えるタイですが、実際にはこれらの取り組みはまだ緒についたばかりで、スラムや貧しい農村の人々に浸透するまでは時間も労力もかかり、政府の方針と現実との乖離もみられます。

一部の専門家からは、貧富の差がさらに拡大する懸念が出されており、知識も技術も持ちえないスラムの住民の多くは、低賃金の肉体単純労働に従事せざるを得ず、貧困の悪循環から抜け出すことができない状況です。タイ社会は貧富の格差の大きい国の一つであり、政治的、経済的のしわ寄せは確実に社会の底辺である貧困層に及んでいます。

   
  SVAのタイ図書館事業について
昨今、バンコクなどの都市部では、ITビジネスが急速に成長を遂げています。携帯電話の普及と同時に、インターネットカフェが増加しており、スラム地区でも見られるようになりました。

その利用者の多くが青少年であり、大半はコンピューターゲームや娯楽目的にコンピューターを使用しています。近年バンコクで行われたタイ政府主催の「子どもの権利条約会議」においても、参加した子ども達から、タイの子どもや若者を取り巻く社会問題として、情報の氾濫が指摘されてもいます。

テレビ、インターネットを中心としたメディアにより、子ども達が悪影響を受けているだけでなく、正しい情報を取捨選択することが難しくなっており、問題は深刻化しており、「読書習慣の大切さ」がタイで見直されています。

SVAの図書館事業は、インドシナ難民キャンプの救援事業に始まり、以来バンコクのスラムに拠点を置き、15余年活動を続けています。年間約15万人の子ども達が、絵本に触れる機会を提供しています。

タイ国内でも「人間同士の対話と愛」に根ざした活動を行うSVAの図書館活動は、大いに注目されており、テレビや新聞などでも紹介されています。そして、タイにおける「子ども図書館」、「移動図書館活動」のモデルケースとして、行政からの視察、教員からの研修希望、新規常設図書館・移動図書館を開始・設置のための支援など、さまざまな団体から要請がきています。

「継続は力なり」で地道な図書館活動が、タイ国内外で大きな評価を受けていることは、スタッフにとっても、大きな誇りと活動の原動力になっています。タイにおける図書館活動の役割は、今後ますます重要性が増すものと考えられます。
 

子どもたち

本を読めること・本から学ぶことは、教育の大きな要素です。その社会の底辺で生活するスラムや農村、山地民の子ども達にこそ、生きるための「教育の力」が必要ですが、一日あたりの最低賃金約184バーツ(約550円・バンコクの場合)にも満たない金額で働かざるをえないような貧困にあえぐ家庭では、十分な教育を受けることができないのが現状です。

子ども達が本に触れる機会は極めて少なく、まして良書に出会う機会はもっと少ないといえます。人格の基礎が形づくられる子ども時代に、良い本に出会えるか否かは、その子の人生にとって重要な問題です。過酷な状況で成長せざるを得ないスラムや山地民の子どもたちにとっては、更に深刻な状況となっていますが、教育を受ける場所・機会・周囲のサポートさえあれば、誰もが、自らの能力を伸ばしていくことができます。

SVAの図書館事業は、まさに、このような状況におかれた子ども達を支援しています。図書館が、このような一人一人の子どもにとって特別な場所となり、地域全体の発展に貢献するであろうことを期待した活動を、今後も行ってまいります。
 
  移動図書館活動事業 〜おはなしキャラバン活動〜

スラムでのおはなしキャラバン活動

貧困地区を対象に、絵本、紙芝居、人形劇、様々なゲーム・遊びのセットを積んだ移動図書館車が、スラム地区、地方農村の保育園、小学校等を巡回し、絵本の読み聞かせやゲーム、歌、人形劇の上演を行います。

おはなしキャラバン活動は、子どもにおはなしの楽しさに触れる機会を提供するだけでなく、保育士のための実演指導としても活用するため、図書箱サービス対象保育園及びその周辺地域にて実施します。移動図書館2チーム(各3名)が交代で、平均週3日、午前中は保育園、午後は他スラム地域にておはなしキャラバン活動を行います。

<活動内容(所要時間約2時間)>
●図書館車を公開、読書時間を設ける
●ゲーム、歌、クイズ等のあそび
●絵本、紙芝居の読み聞かせ
●人形劇上演
●自由時間 (個々絵本を読む・お絵かきなど)

   
  保育園への絵本貸出サービス

保育園で利用されている折りたたみ式絵本布袋(右上)

おはなしキャラバン活動と並行して、幼児期の子どもに優れた良書に触れる機会を提供するため、そして保育士に絵本の大切さを理解してもらうために、対象地域及びその周辺地区の、絵本が不足するスラムの保育園68ヶ所に、絵本の貸し出しを行います。

絵本50冊(地方一部を除いて)と、絵本を入れるポケット付きの折りたたみ式の布袋をセットで貸出しています。これにより、スペースのない保育園でも、図書室と同様の環境をつくることができます。

スタッフは年3回(4月、8月、12月)、各保育園を訪問し、新しいタイトルの絵本セットと入れ替えます。その際、絵本の扱い状態を点検、修理を行い、おはなし活動に関する保育士の相談にも応じます。

   

【主な事業U】
ミャンマー(ビルマ)難民キャンプにおける図書館活動支援事業
  ミャンマー(ビルマ)難民の状況


メラウ難民キャンプ

1984年以降、ミャンマーの軍事政権による人権弾圧、軍による強制労働・移住及び焼き討ちによりタイに逃れてきた難民は約15万人。

10ヵ所の難民キャンプがタイ・ミャンマー国境にあり、避難生活を余儀なくされており、現在も、タイへの流入は続いています。

また、ミャンマー国内には、少なくとも100万人以上の国内避難民(もともと住んでいた地域を追われ、ジャングルなどで生活を送っている人々)がいます。

問題解決には、難民の祖国への帰還が重要ですが、和平交渉はみられず、帰還の見通しはたっていません。

難民キャンプが20年以上経過した今、難民キャンプで生まれ育った子どもたちも多く、子どもたちは祖国を知らず、見通しがたたない難民生活の中、夢や希望を持てない生活を送っています。

 

 

  SVAの実施する図書館活動

トンヤーン難民キャンプ図書館の開所式公演

どの本読もうかな

ミャンマー出版絵本


絵本に夢中
SVAは7箇所のカレン族の難民キャンプにおいて、23箇所の図書館を建設、運営しています。

カレン語、ビルマ語の図書を配架し、各難民キャンプの図書館委員会と協議して、図書館員を2名ずつ選出して運営します。

図書館には、子どもと大人の部屋、図書館員室がありますが、タイ政府が恒久的な建物の建設を認められないため、ユーカリと竹で建設されています。

子どもの部屋には、世界中で普遍的に読みつがれている普遍性のある絵本を中心に子どもたちがいつでも閲覧できるようにしています。

閲覧のほか、工作やお絵かきなどもでき、また、
伝統文化を学ぶ機会も提供されています。

また、高齢者対象の活動も実施しているので、
3世代の交流の場ともなっており、図書館だけでなく児童館の役割を果たし、コミュニティセンターとしても機能しています。