運営母体 NGO関連ニュースご寄付状況 | よくある質問お問合せサイトマップ感動秘話コーナー

           
※国際協力NGOについては原則として1団体につき主な2つの事業のご紹介をしています。
  当サイトでご紹介する事業以外にも、様々な国で様々な事業を行っております。詳しくは各団体のHPをご覧ください。
 

地球の友と歩む会のHPへ
地球の友と歩む会の詳細データ
NGO紹介ページへ
特定非営利活動法人 地球の友と歩む会 とは…

地球の友と歩む会/LIFEは、住民の主体的参加による地域開発を目指し、海外での協力事業や、国内での国際理解教育、地球市民の育成などにとりくむNGOです。

だれもが幸せを感じられる「平和な住みよい社会の創造」と、豊かで調和のとれた「自然環境を育む」ことをめざし、継続した責任ある活動を行っています。自発的な意志をもつ人々によって支えられ、共に学びあう姿勢を大切にしながら、参加の場を提供することにも取り組んでいます。
 
【主な事業T】

環境保全・農業復興基盤整備のための植林推進事業
  森林伐採や近年の温暖化により、農業が困難になってしまったインド・タミルナンドゥ州ニライコタイで、緑と水を取り戻し、農業を復興させ、人々の生活向上をめざす植林活動を開始しました。

地域農民に対して、植林や持続可能型農法/緑化技術研修を実施します。
  
【活動国】    インド
【支援対象者】 貧困農村7カ村の子ども、一般住民5,900人
【支援分野】  農村開発
 
 

【主な事業T】
環境保全・農業復興基盤整備のための植林推進事業
  事業の背景  〜干ばつと森林伐採による環境破壊と闘う人々 〜

山を囲んで民家と畑が広がるニライコタイの村


インド・タミルナンドゥ州ニライコタイ郡は、以前は緑が豊かな土地でした。

しかし、温暖化の影響や、土壌のことを考えずに取り入れてしまった農薬・水を大量に必要とする農法のために土壌が痛み、森林面積は、20年前の20%になってしまいました。

人々は村で農業が出来なくなり、町に出稼ぎに出て行ってしまっていました。

そんな中、村に緑を取り戻し、人々が農業を通して豊かな暮らしを営める環境を取り戻そうと人々が立ち上がりました。現地NGO、CIRHEP(The Center for Improved Rural Health and Environmental Protection)のスタッフです。

CIRHEPではこれまでに、貴重な雨季の雨水を有効活用する流水域開発や土壌侵食を防ぐなど、治水能力の回復に努めてきました。
そして現在は、子どもたちへの環境教育や有機農法を中心とする持続可能な農法の普及にも努めています。

この活動を通して、自分たちの土地を守る重要性も学んできました。

次第に農業の出来る環境を取り戻し、人々も町から村へ戻り始めています。この活動をより持続可能で確実なものにするには、植林事業は欠かせません。

   
  事業内容:植林と持続可能型農法を通じて、環境保全と生活改善をめざす

苗木とインドの未来を育てる子どもたち
地球の友と歩む会/LIFEは、CIRHEPと協働し、ニライコタイ郡内7カ村の5,900人の住民を通じて、環境保全と生活改善を図るための植林事業を進めています。

2010年度は各村住民の畑近辺、荒地に村人が主役の植林活動を行いました。
降雨量が極端に少ない事業地でも育つニームやチークなど23,200本の苗木、マンゴーやレモンなど3,800本の果樹の苗木を植林しました。
また、学校では生徒たちが植林に対してとても熱心だったので、2,000本の苗木を配付し、生徒自身が校内の敷地やコミュニティーの敷地に植林をしました。

生活の糧となる燃料用、果樹が採取できる樹種両方の植林によって、環境保全と生活改善の両立できる運営を行っています。

牛の糞、尿、土を混ぜて害虫駆除液を
つくる研修の様子
また地域の農民を招き、土・水そして森林の関係についての研修も行いました。
持続可能型農法や緑化技術の研修(アグロフォレストリーの理論、技術)を実施し、環境に優しく、農家の家計を支えていけるような農業の普及もめざしています。

研修後に村人には大きく2つの変化がありました。

ひとつ目は農民が化学肥料や殺虫剤の使用を控えるようになり、農業への投入費用を削減できるようになったことです。

ふたつ目は各村において、研修に参加していない農民たちの間にも有機農業の技術が普及し、より多くの農民にとっての利益となっています。

苗木は有機肥料と「点滴灌漑」という根に直接、そしてゆっくりと、水を与え、水や肥料の消費を最小限にする方法で育てられています。
また、事業を通して農民だけではなく、学生や女性たちの意識の変化もありました。

学生や女性たちも村で植林を行う意味と重要性を理解しました。

例えば、植林をした苗木が将来的には森林となり、生態系が回復され、多くの生物が住み、そこから果樹を得られる他、薪の採取が可能となり、生活改善につながっていくことや、地球温暖化と気候変動から地球を守るためには植林が大切であるということを理解しました。






子どもたちに環境の大切さを教えるCIRHEPスタッフ

LIFEとCIRHEPでは今後も同地域で植林や有機農業の推進を行っていきます。

2年目である2011年度は46,000本の苗木を植林する他、有機農業の推進も引き続き行っていきます。

また地域に暮らす青少年を対象とし、地域の自然環境を守り育てていくための環境教育も行っていきます。