JHPは「社会の発展は基礎教育の充実から」という方針のもと、世界の子どもたちの教育環境を改善するため、学校を建設しています。カンボジアでは200棟以上の校舎を建設していますが、ラオス、イランにも建てた学校があります。主に小学校の建設が中心ですが、近年カンボジアでは中学校のニーズも高く、それに応えています。
■背景
カンボジアでは、1970年代の内戦、特にポルポト政権時代に取られた教育否定、学校否定の政策により約20万人(全体の4分の3)の教師が命を奪われ、学校も破壊され、アジアの中でも特殊な歴史背景を持った国として、復興に向けて国際的な援助が求められています。
カンボジアでは、学校の教室数が足りないために3部制を余儀なくされ、1人の生徒が受ける授業時間も少ないために、教育達成度が低くなっています。その他、校舎そのものが老朽化しているため、倒壊の危険、雨季の影響などで満足に授業が行えない学校もあります。
■プロジェクト
JHPはプノンペン駐在員による現地調査を行い、
@教室が足りず、二部制以上で授業を行っている学校
A老朽化により、授業の実施が天候等で左右される学校
など優先順位の高い学校から建設を行っています。
カンボジアの学校には、トイレの無い学校、飲料水が確保されていない学校が非常に多く、早急な改善が求められています。そこで、JHPでは衛生教育の普及にもつながるトイレ、井戸を建設しています。JHPが建設する学校やトイレは、地雷や病気(主にポリオ)により体の不自由な生徒が通えるよう、スロープをつけたバリアフリーの設計になっています。
その他、年に2回派遣するボランティアが手づくりの遊具(主にブランコ)をプレゼントしています。 活動は、日本からの単なる一方的な援助に陥ることなく、地域住民の参加協力を呼びかけ、日本人とカンボジア人が友好的に手を取り合いながら進めていきます。それが地域住民の教育理解につながることも視野にいれながら、学校建設を継続しています。
■建設費
カンボジアで1棟5教室の校舎(机・椅子含む)、トイレ1棟の建設を行うには、約600万円かかります。
当会の校舎の特徴は、シンプルなデザインで、最低30年間は使用できる丈夫なつくりになっています。建設費は米ドルで支払うため為替レートの影響を受けたり、建設資材や物価の高騰の影響を受けたりもしますが、子どもたちにも、支援者にも喜ばれる学校建設を目指しています。
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