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※国際協力NGOについては原則として1団体につき主な2つの事業のご紹介をしています。
  当サイトでご紹介する事業以外にも、様々な国で様々な事業を行っております。詳しくは各団体のHPをご覧ください。
 

 
幼い難民を考える会のHPへ
幼い難民を考える会の詳細データ
NGO紹介コーナー
 

特定非営利活動法人 幼い難民を考える会(CYR) とは…

長期間に及んだ激しいカンボジア内戦によって、難民となった子どもたちが、難民キャンプの中で懸命に生きようとする姿に触発され、1980年に組織されました。
子どもたちが心身ともに健全に成長し、その親たちが人間らしい生活環境のもとで自立できることが、難民を出さない平和な社会につながることを信じ、カンボジアを中心に保育と女性の自立を支援する活動を続けています。

 

【主な事業T】

子どもたちが安心して過ごせる環境づくり
 

写真:小林正典
(c)小林正典
農村で保育所を運営し、保育者の育成、遊具・教材の製作、母親への育児指導などを行う。
地域による保育所自主運営をめざし、地域の人たちとともに努力を重ねています。

【活動国】    カンボジア
【支援対象者】 子ども
【支援分野】  教育
【主な事業U】

女性の自立を支える織物技術訓練
写真:小林正典
(c)小林正典
農村女性の経済的自立を支え、伝統文化を残すため、かすり織りや草木染めを学ぶ学校を運営しています。
できあがった製品は、カンボジアや日本で販売し、文化紹介をするとともに収益を事業に還元しています。

【活動国】    カンボジア
【支援対象者】 女性
【支援分野】  技術指導
   
 

【主な事業T】
子どもたちが安心して過ごせる環境づくり 
  保育事業・・・平和を愛する優しい心を育てたい

カンボジアで保育所を運営しながら、保育者の養成、母親への育児指導をしています。
子どもたちは保育所で、保育者や友だちと遊び、給食を食べ、お昼寝をし、歌を歌います。
保育所での日々の中、子どもたちはさまざまなふれあいを通して、他人を尊重すること、自分に自信を持つことを学んでいきます。
幼い難民を考える会(CYR)は、幼児教育分野に特化したユニークな国際協力NGOとして、蓄積した経験とノウハウを生かし、活動を続けています。

 
  何もない遊具・教材

カンボジアの公立幼稚園や保育所の園庭には、ブランコやシーソー、滑り台がありません。
さらに室内はガランとして、絵本や人形などの教材類がほとんど見当たりません。
幼い難民を考える会では、子どもの成長を考えたオリジナル遊具・教材を開発し、幼稚園や幼児教育施設に、その使い方を伝え、寄贈しています。

   
  私たちの支援に依存しない幼児教育を目指して

幼い難民を考える会(CYR)は、いつか私たちの支援に依存しない活動が地域に根付く日を考えています。

現在私たちが運営している農村の2つの保育所では、将来、地域の人による自主運営を目指し、委員会を立ち上げました。
カンボジアの人による今後の活動が期待されています。幼児教育分野の人材育成活動でも、カンボジア人の教育担当者が保育研修のリーダーを分担するようになりました。

地域の中で完全に自立するにはまだ時間がかかりますが、その日まで私たちは地道な活動を継続していきます。

 

【主な事業U】
女性の自立を支える織物技術訓練
  織物事業・・・女性の自立を支え、伝統・文化を守りたい
農村地域の貧困家庭の女性を対象にした自立支援として、染織技術の指導をしています。女性たちが織り上げた製品はカンボジアや日本で販売し、収益を事業に還元しています。
また、内戦で失われかけたカンボジア織物の伝統を守るため、技術の伝承や記録の保存にも力を入れています。
 

 

  女性の自立を支える伝統の織物技術

幼い難民を考える会(CYR)は、織物の盛んなタケオ州に織物研修センターを設け、農村女性の希望者に織物技術を身に付ける機会を提供しています。研修後、女性たちは自宅で織物を続け、出来上がった製品を地域の仲買人に売り、貴重な現金収入源を得る仕組みとなっています。

この研修修了生の製品の一部は、幼い難民を考える会(CYR)が買い上げ、現地事務所の売店や、日本に持ち帰って各地で展示・販売し、その売り上げを織物事業に還元しています。 
織物製品はこちら→http://www.cyr.or.jp/cooperation/shopping/weaving/weaving.html

 

 

  危機に瀕したカンボジアの絹織物

アジアでも、美しいカンボジアの絹織物は有名でした。カンボジアの絹織物は寺院の装飾に用いられる「ビダン」と、女性の華麗な正装である「サンポット・ホール」が代表的な例として知られています。織りの盛んな農村地域では、農家の高床式の一階部分に織機が置かれて、織機の音が絶えることが無かったといいます。

しかし長く激しい内戦は、伝統織物にも壊滅的な打撃を与え、多くの織物技術者が殺されてしまいました。織物技術も祖母から母へ、母から娘へと口伝で伝承されてきましたが、いまや存続の危機に瀕しています。

 

 

  織物の伝統を残す冊子、織物マニュアル

幼い難民を考える会(CYR)では、伝統織物技術を残すため、織りの工程を紹介した冊子「カンボジア織物ができるまで」(カンボジア語・英語)を製作しています。

写真やイラストを多用したこの冊子は、技術研修や、近隣の織物従事者を対象とした地域セミナーで活用しています。記録や文書が少ないカンボジアの織物では、この冊子は貴重な存在です。